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3月11日に想う

銃社会のアメリカにとって銃の象徴する意味が大きいのは容易に想像できる。そのアメリカでさえ「子供にピストル」を持たせることはない。日本ならまずありえない。仮に子供が欲しがっても「国家の品格」の著者藤原正彦なら「だめなものはだめだから」である。 小難しく理由を挙げれば「子供には危険を予測する想像力が少ないから」だとか「倫理的価値判断ができない」「遊戯的誘惑に対する抵抗性が低い」とかいろいろ理由を挙げることができよう。じゃあ、政治家が原発を欲しがった時に、私たちは何と言えばよかったのだろう。電力会社や国家役人が欲しがる時だったらどう言うべきだったのだろうか。原発事故検証委員会の報告書を読みまさに「子供にピストル」的な寓意を暗澹たる気分で思い起こしてしまった。
 振り返ってみれば、政治家は利権を食い散らかし事故となればただ苛立ちながら危機管理とは名ばかりの場当たり的でプライドを保つためだけに国家と国民、福島のあらゆる万物に犠牲を強いた。電力会社は収益のみに正義を掲げ情報にフタをして原発宗教を作り上げ、取り得るあらゆる安全対策を放棄した。安全確保に心血を注ぐべき役割を与えられた国家役人は、専門的知識というカンムリを冠ったそそのかし役でしかなかった。この三者がとった原子力を取り巻くあらゆる問題への呪術的な運用とその後の対応の粗相さは、児戯の無邪気な悪ふざけにしか見えず、そんな子供に似た大人に原子力というピストルをもたせてしまった。もはや「いい大人が」と言うレベルを超えて罪深く、どんなに軽く見積もっても重罪である。彼等には原子力を扱う資格も資質もなかったと言わざるをえない。

アメリカはこの原発事故を人災と断言している。そのとおりだと思う。しかも、アメリカは当初から迅速で正確な情報を私たちに発信していた。日本とのこの対応の違いは、当事者ではないことやスリーマイルでの経験から学んだのかどうか理由は分からない。しかし、危機的状況において「国民を尊重する」という考え方に大人と子供くらいの対応の違いがある。異人種の集合国家と単民族に近い国家の政治哲学や価値観に大きな違いがあるからなのだろうか。私は、日本という国家は曲がりなりにも民主国家で経済的にも先進国で有るがゆえ、政治は三流と揶揄されながら、それなりの政治哲学をもつ一流国家だと思い込んでいた。しかし、それは大きな誤りで、いざという時でさえ日本には「国民を尊重する」という政治哲学が無い三流国家でしかないことが分かってしまった。そんな国家が原子力で遊んではいけない。

3月11日は東北大震災と福島第一原発事故から一周年。犠牲者に心から哀悼を捧げ冥福をお祈りする。そして福島県民の心休まる日々が取り戻されることを念じる。
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# by ohisamakodomo | 2012-03-11 13:22

人口流失対策?

福島県では人口流出を食い止めるため、18歳以下の小児の医療費の免除を施策として検討していると云う。昨年国に対して求めた、原子力政策の破綻で生じた福島県民への健康被害及び安全対策のための18歳以下の医療費無料化が、にべもなく国から拒絶されてしまい、そのためこんどは県が主体になって考えた対策であろう。これは勿論あった方がいいに決まっているが、無いと凄く困ってしまうというものでも無い。むしろ18歳以下の医療費無料化要求は、国へ我々県民への基本的姿勢を問い質したぐらいに考えたらいい。はっきりしたのは、拒絶こそ我々への回答なのだ。しかし、この対策を県が本気で考えた末に、これで人口流出が防げると考えたのであればちょっといただけない。なぜなら、今県外に流出しているのは乳幼児、小学生とその若い保護者たちで、今まで医療費の現物給付を受けている年代にとってなんのメリットもないからだ。このような施策では人口流出が止まる訳がない。本当に人口流出が心配ならば、各家庭の除染を進めることも大事だがそれが叶わないならいち早く保育サービスの充実例えば保育園や幼稚園の全額給付を積極的に推し進めることのほうが効果的だと思う。放射能汚染が心配で地元を離れる方々もいるだろうが、私が聞いた理由ではもうただ辛抱ばかりで希望がもてない、どんな施策も遅くてもう耐えられないという切実なものだった。子育てに仕事に震災後も一生懸命だった、福島県に残ってガンバロウと思っていた若い家族が、疲れ果て福島県から去ってゆく姿に申し訳なくまた県政に歯がゆい思いを抱くのは私だけではないだろう。今残っている家族の奮闘に報いるためにも早急に支援することが望まれる。
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# by ohisamakodomo | 2012-02-25 16:07

これって、PTSDかな?

年末から小さな地震を頻繁に感じています。寝ているときやソファーに座ってリラックスしている時グラグラとくるのですが、そんな時に地震の揺れが治まってからもしばらくの間どうも自分自身が震源になって揺れているような気がするのです。たとえば動悸とともに体がビクンビクンと動いているようになります。他にも体が急に火照ったり冷たくなったり、更には視野が明るくなり、目を閉じるとグルグル回るように感じるのです。そう言えば同じようなことが昨年の中頃まであったな〜。あの時は冷や汗をかき、一点凝集するほで視点が固まり思考が止まって自分が自分をコントロールする事が出来ない感じでした。原発事故のニュースが流れる時に多いと感じていたので、原発事故による精神的ショックがあるんだなぐらいに思っていました。考えてみれば今まで何度も経験している地震だから、これぐらいでバタバタするはずは無いと思い込んでいたのかもしれません。でも、これってやっぱり地震のためだよな〜。不安障害なのかな、いやいやもしかしてPTSDかもしれないぞと思い始めました。しかし、幸いなことに地震が起きても日常生活に支障を来たした訳でもないし、フラッシュバックも起きません。地震があった夜も熟睡しています。PTSDの診断基準は満たしていないので今のところはホッとしています。いままで地震で大きな影響も受けず、男性だから地震にはめっぽう強いと自分で思っている方、私と同じように地震の直後や少し経過したあとに普段以上にドキドキした経験をお持ちでは有りませんか。地震なんかで!と思われずに、正直に自分の心に「大丈夫?」と問いかけてみてください。
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# by ohisamakodomo | 2012-01-22 20:49

原子力発電所の再稼動!!

原子力安全・保安院が、原子力発電所の再稼動に向けてのストレステストの評価報告のため専門家の意見聴取会を開いたが、大混乱の内に1月18日終了した。取り敢えずストレステストの検査結果については承認されたという。いったいこの国はなんなんだろう。この福島に悲劇をもたらした主役が東電ならばその脇役が原子力安全・保安院である。このような意見聴取会自体がもはや茶番のなにものでもない。
だいたい原子力発電所のハード面が問題にされているが、そもそもハード面を選択・運用した企業や組織そして政治の粗忽で未熟性が問題なのだ。仮に組織そのものの体質に目を背けることが出来ても、政治の恣意性を許すことだけは出来ない。原子力発電所の再開ありきの方向性で政治力が動いているのは本当に罪深い。
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# by ohisamakodomo | 2012-01-19 22:37

野田首相が福島を訪問

1月8日佐藤雄平福島県知事は野田首相の訪問を受けて、福島県内の18歳以下の小児の医療費の無料化を要請しました。 福島県民、特に小児に対する放射線の健康不安や健康被害に対応したものです。
直接の首相への要請が今ごろになってしまったのは遅すぎますが、それでもこの直接的な要請は
重要で、ようやく衆目のなかで議論され制度化に向けての有効なStep UPに繋がります。
出来れば自主非難で、他県で生活する子供達も含まれることを強く希望するところです。なぜなら、
放射線の心配以上に心の影響が健康に大きく関わっている危険性があるからです。
できるだけ早急の検討と実効を期待したいところです。
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# by ohisamakodomo | 2012-01-08 23:05

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福島県福島市・小児科 おひさま子供クリニック

〒960-1101 福島県福島市大森字城ノ内24-10 電話:024-544-1581