9月24日に福島南ロータリーで講演

9月24日に福島南ロータリーで講演をしてきました。
タイトル:「ある小児科の最近の4年間:そこから見えてくる福島市の現状」です。要旨だけで恐縮ですが、ご興味があればご覧下さい。
要旨
タイトル:「ある小児科の最近の4年間:そこから見えてくる福島市の現状」
私は、おひさま子供クリニックの小児科医として、日々の外来を行っている。
震災前後の4年間を振り返り、来院した家族の抱える不安や心配に耳を傾けると、未だに放射能への不安が、家族に大きな影響を及ぼしているのが分かる。
さらに、当院の外来患者数を調べてみると、福島市の抱える現状が見えて来る。
外来でのやりとりと当院の状況を紹介し、また、福島市住民人口統計を調べる事で、以下の結論を得たので発表する。
1.原発事故から3年半経過したが、放射能への不安は収まらず、今だに子供やその家族に様々な影響をおよぼしている。不安や心配を抱える家族は孤立
しやすく、偏った情報に惑わされてしまう危険性を有している。これを防ぐ
には、周囲の積極的な介入や家族への理解と配慮が求められるとともに、自由な発言を厭わぬ家族の繋がりが大切だと考えられた。
2.福島市の少子化は、全国的な少子化に加え自主避難や流入減少により加速している。人口減の解決には、もはや、除染やどこでもやっているような対応策だけでは難しい。行政や民間企業は、知恵を出し合うことで出産、子育て・育児などへの大胆な施策を実行し、私たち市民は、学業や結婚観、仕事観への柔軟な意識の改革を世代を超えて広めることが求められる。
最後に、少子化対策として以下を提言する。
若者に魅力ある地域化のために、
   ①思い切った子育て支援。(保育園 ・託児所の完全無料化など。)
   ②教育・進路への柔軟な選択、及び援助や指導(学習援助や通信教育の利用)
    ③学校・教育の改革    (No1の奨励 、ディベートの必修化)
地域で支え合う土壌形成のため
    ④子育てボランティアの育成   (地域での子育て見守りへの指導や援助
経済的安定化のために、
     ⑤結婚出産夫婦への住宅支援   (若い夫婦への空き家の活用)
     ⑥子育て就業・勉学の援助と賃金の改革
         (学業や出産・子育てへの資金貸与、フレキシブル就業時間の対応)
安心して産み育てる倫理と制度のため
     ⑦タブーを恐れない議論や提言 (社会保障の配分の議論と「見える化」)
     ⑧出産・子育てに対する意識・倫理の改革  
           (教育期間・研修期間の結婚出産への許容)
全国への宣伝・発信のため
      ⑨福島市政・県政の「見える化」と調整  (近隣市町村との奪い合い回避)
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by ohisamakodomo | 2014-09-29 17:35

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